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100円朝食でエナジーチャージ!/とうふ(3年)

 こんにちは、とうふです。そろそろ夏の気配が近付いてきましたね。今年はあんまり暑くないことを願うばかりの日々です。 
 皆さんは「100円朝食」というものを知っていますか? 今回は、5月11日~15日にかけて実施された、武庫川女子大学の100円朝食の実食レポートをお届けします。

 100円朝食は、日下記念マルチメディア館3階のMMカフェにて50食限定で実施されました。提供時間は午前8時30分~9時までの30分間で、メニューは5種類のおにぎりから好きなもの2個と、具だくさんのみそ汁です。 
 100円朝食は、学生の食生活を応援する取り組みの一環として、これまで他大学でも行われてきました。今回初めて武庫川女子大学でも導入されると知り、私は「ぜひとも食べてみたい!」と思いました。

5月14日 100円朝食

5月14日 100円朝食

 

 私は14日の木曜日に行くことを決意し、前日には職員の方に何時に行くと良いのかリサーチをしました。職員の方曰く、「すぐなくなっちゃうから8時40分までには来た方がいいよ」とのことでした。10分程度で、ほぼ完売という事実に、私は戦慄しました。普通にのんびり行っても食べられるという甘い考えでいましたが、これは戦いなのだと察しました。 
 さて、決戦当日。私は眠い目をこすりながら準備をし、家を出ました。1限目の授業開始30分前に大学に着くことが普段はあまりないので、頭は半分くらい寝ていたと思います。 
 私は8時35分にカフェに到着しました。そのときには既に列が伸びていて、出遅れたことを察し、私は後悔しました。敗因は眠気で頭がぼんやりしていて、実際には何も忘れていないのに自転車に忘れ物をしたと思い、西門から学校の自転車置き場まで引き返したことです。この時私は、十分な睡眠の重要性を痛感しました。

 14日のメニューは、「明太子、おかか、ゆかり、高菜、梅のおにぎり」と「ミネストローネ」でした。告知されたメニューではみそ汁とありましたが、日によってスープになるそうです。給食で使うようなバットにカラフルなおにぎりが整然と並び、大きな鍋から漂うコンソメの香りが鼻腔を刺激します。朝はあまり食欲が出ないのですが、お腹が早く食べたいと訴えてきました。 
 100円を払って、プラスチックのパックとトングを受け取り、いざ、おにぎりを選ぶ時がやって来ました。眠気を飛ばすために辛いものを食べようと、明太子と高菜に狙いを定めました。しかし、明太子はとても人気で、私の番が近付いた頃には残りがあと一個しかありませんでした。私は、前の人が明太子を選ばなかったのを見た瞬間、流れるような動作で明太子を手に取りました。明太子を手に入れた喜びでガッツポーズしたくなるのを抑えて、高菜のおにぎりを確保し、ミネストローネを受け取りました。

 朝から中々の重労働をした気分でしたが、無事朝食にありつけることができました。そのお味はというと……明太子や高菜は辛すぎず、ミネストローネはとろとろになった野菜とベーコンが入っていて、どちらもとても優しい味でした。スーパーで買ったおにぎりをよく食べていた私は、手作りの温かさを再確認しました。うっかりホロリときそうになりました(笑)。 
 普段、朝食はパンを食べることが多いのですが、朝にご飯と汁物をしっかり食べると、午前中元気に過ごせるような気がします。100円朝食はもう終わってしまいましたが、この取り組みが武庫川女子大学でも定番化されることを願っています。できれば次はおかず付きだと嬉しいです……(笑)。

 ※編集部注釈:隔週実施を目途に、不定期に実施中。(2015年6月現在)

 

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