授業紹介・ゼミ活動
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藤本ゼミ
藤本ゼミ 2021年度卒業研究要旨
2021年度卒業研究要旨リンク集
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ロゴマークの印象評価 〜ロゴマークの形態や色彩に着目した印象評価〜
ロゴマークは、企業やブランドが持つ世界観や個性を表現し、競合と差別化私とSaucy Dog 〜制作動画で伝える魅力〜を図るために、強い独自性があることが重要である。しかし、中には理念や価値などを的確に表現できていないもの、独自性を追求するあまり視認性が低いものが多く存在する。本研究では、ロゴマークの形態や色彩に着目し、若者の好みや印象の残りやすさの傾向を明確にすることを目的に調査を行った。調査の結果、現在の若者をターゲットとした場合、一目で読むことの難しいアルファベットであること、色がついているロゴマークであることが重要な要素であるとわかった。
私とSaucy Dog 〜制作動画で伝える魅力〜
数多くあるバンドシーンの中で優しさと力強さが掛け合わさった歌声の“SaucyDog”というバンドが評価できる。本作品は、“SaucyDog”の幅広い音楽のジャンルや歌詞の深い魅力を伝える、プロモーションを目的とした映像作品である。恋愛や上京での心境の変化など、リアルな歌詞から繰り広げられる楽曲を1曲1曲、曲に合う主人公や構成を組みながら映像で表現したい部分を切り取り、エモーショナルな映像から疾走感あふれる映像など多種多様なカットでお届けする。
若者の和菓子離れとイメージ調査〜あんこ好きを増やす〜
本研究は現代の若者が和菓子離れをしている事に着目し、現代で推されている洋菓子商品と比較し和菓子における印象を調査した。はじめに、和菓子を製造販売している企業の商品開発や販売促進の取り組みを分析した。そして、どのような和菓子が若者の中で身近な存在になり日常に取り入れてもらえるのかを研究した。さらに、あんこ好きが増えるように日本あんこ協会を紹介した。
『クレヨンしんちゃん』の世界に見る理想の生活・家族像
本研究は理想の結婚、生活を見つけることを目的とし研究を開始した。「クレヨンしんちゃん」の野原家の生活が理想と仮説を立て、内閣府による結婚観の調査から結婚に求める条件を調べ、クレヨンしんちゃんの漫画本、アニメと比較を行った。その結果、理想とする条件とクレヨンしんちゃんの野原家が一致することがわかった。人気映画ランキングの考察の結果、求められているのは「家族愛」 という結論が出た。
Ono ZINE『NEONO』〜地元兵庫県小野市の若者を取り上げた冊子企画と提案〜
人口5万人未満である兵庫県小野市には、既存の広報誌『Ono Press』を含め、若者を特集したメデ ィアが少ない。本論文では、SNSにおける調査に基づいて、小野市出身の現在活躍している20代前半の若者を特集した冊子『NEONO』の企画提案をした。その結果、小野市は田舎ではあるが、個人の感性や能力を鍛えられる場所であることが分かり、進路に悩む高校生に向けて今後の指標となる冊子を作る必要性がある結果となった。
「ざわめき」アフターコロナの時代に向けて
人から人へ感染するウィルスによって狂わされた生活の中で私は大学生としてどのように感じ、どのように過ごしたのかを残し伝えることを目的にショートムービーを制作した。実際作品を制作してみて、コロナ禍を知らない人が見た時にどのようなことが辛かったかなどは分かるように表現できたと思うが、きらめきの部分、当たり前の幸せに気づいてもらうためにはもっと工夫が必要だったと感じた。
日本の紅茶専門店におけるチェーン化の課題と提案
現在、全国へチェーン店舗として経営している飲食の含まれる紅茶専門店は、珈琲専門店に対して圧倒的に少ない。本研究ではアンケート調査に基づいて、紅茶専門店を増やすにはどのようにすれば良いか考察した。その結果、珈琲と紅茶では、嗜好的な優劣はないものの飲む頻度が異なり、珈琲の機能面が紅茶より習慣的に飲まれる理由であることがわかった。その需要が、専門店の数に直結しているという結果となった。
男性化粧の歴史から見る現代のジェンダー観
本研究ではメンズメイクは現代に生きる人々のジェンダー観の変化の影響を大きく受けているのではないかと考え、その変化について考察した。歴史から調べると、かつては男性化粧が日常的に行われていた時期もあったが、時代の変化によって人々の「男らしさ」「女らしさ」についての意識が変化したことで男性化粧は衰退した。再び意識変化が起きている現代では男性の化粧は好意的に受け取られていることが多いことが分かった。
乙女ゲームにおけるパッケージから見る色彩についての考察
女性向けの恋愛アドベンチャーゲームまたは恋愛シミュレーションゲームの総称である「乙女ゲーム」におけるパッケージ画像の色彩に着目し、どのような変化があったかを年ごとに測色器で計測し分析する。また、流行色も計測し、パッケージ画像との関連性の有無についても分析する。分析後、 パッケージ画像は年々明度が高くなり2018年以降は流行色と連動した変化をみせているという結果が得られた。
SNSにおける女性オタク同士のコミュニティについて
オタク系の分野を専門に扱うために用いられているアカウントの「オタ垢」について、自分自身が利用をしていることから、Twitterでの女性オタク同士のコミュニティについて調査し、「リアルな友達 (リア友)」と「ネット上の友達(オタ友)」の明確な違いについて考察をした。調査の結果、「話すことやしたいことの目的が違う」ことから区別して呼ぶことができる可能性があると考えられる結果となった。
衝動買いによる感情変化
衝動買いというものに悪い印象を持つ人が多い。人はどのような時に衝動買いをしたくなり、実際に購入にいたるのか興味を持ち、調査した。調査の結果、衝動買いをするときは、プラスの感情になることが多く、あまりマイナスの感情になることが少ないことが分かった。また本論文では、小売店のスーパーマーケットを例に出し、店舗側が実際に行っているマーケティング方法と比較し考察した。