授業紹介・ゼミ活動
PBL
藤本ゼミ
藤本ゼミ 2025年度卒業研究要旨
2025年度卒業研究要旨リンク集
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「アイドルタレントのSNS 活用の最適解とは何か―ジャニーズのSNS 解禁を事例として―」
長年SNS 利用を制限してきたジャニーズのSNS 解禁は、タレントとファンの関係性やブランドイメージに変化をもたらした。本研究は、このSNS 解禁を通して、現代のアイドルタレントにおけるSNS 運用の在り方を明らかにすることを目的としている。タレントのSNS 投稿事例の分析およびアイドルファンへのアンケート調査を行い、SNS が印象形成や応援行動、ブランド認識に与える影響を検討した。その結果、SNS による発信の評価は、発信内容とタレントの特性、既存のアイドル像との関係性によって左右されることが分かった。
「アニメのオープニング・エンディングのあり方について」
近年、Netflix やAmazon Prime Video などの動画配信サービスを利用する人が増えている。動画配信サービスにはスキップ機能というものが存在し、利用者はそれを当たり前のように使い、オープニング・エンディング映像を飛ばしている。私たちは、今回90 秒あるアニメのオープニング・エンディングに着目した。スキップ機能が存在しているということは、毎回の同じ映像に飽き、90 秒は長いと感じているのではないかと感じた。
本論文では、新たなアニメのオープニング・エンディングのあり方について、社会情勢を踏まえ現代にあった新しいオープニング・エンディング案を提案する。
「K-POP のアイドルにおけるSNS 上の距離感とファンの行動の関連性について」
近年、K-POP が世界的な人気を獲得している背景には、SNS を通じて構築されるファンとの心理的距離の近さがあると考えられる。本研究は、K-POP ファンがSNS 上で感じる心理的距離感に着目し、その形成要因と心理的影響を明らかにすることを目的とする。K-POP アイドルは、日常性を感じさせる発信を行いながらも公開内容を管理することで「近すぎない距離」を維持している。この距離感はファンに安心感と親しみを与え、擬似的親密性を形成・深化させ、K-POP の持続的な人気を支える要因となっている。
「ライブ後の現実に戻る感覚とSNS 行動~ライブロスからみる孤独回避とつながり~」
本研究は、ライブ終了後にファンが抱く喪失感や寂しさといった「ライブロス」という感情に着目
し、その感情の特徴とSNS 利用との関係を明らかにすることを目的とする。
本研究では、二度にわたるアンケート調査を実施し、その結果、ライブロスはネガティブな感情のみから成るものではなく、感動の余韻や幸福感などポジティブな感情と重なり合う複合的な感情状態であることが分かった。
また、SNS はライブ後の孤独感を単純に解消する手段ではなく、体験の共有や振り返りを通して感情を整理し、ファン同士のつながりを維持する場として機能していることが分かった。
「なりきりの文化―コスプレ文化の台頭と実践による自己アイデンティティの形成—」
本研究は、現代のコスプレ文化における社会的位置づけと「見え方」の違い・自己表現との関係を明らかにすることを目的とした。コスプレは従来サブカルチャーとされてきたが、主にSNS の普及により一般的な文化として認識されつつある。本研究ではWEB アンケート調査及びコスプレイベントでの現地調査を通して、写真と現実空間における評価軸の差異を分析し、写真と現実空間では評価の基準が異なることが分かった。また、現代のコスプレは衣装再現にとどまらず、自己表現やアイデンティティ形成とも結びついていることが明らかとなった。

