授業紹介・ゼミ活動
PBL
肥後ゼミ
肥後ゼミ 2021年度卒業研究要旨
2021年度卒業研究要旨リンク集
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学生生活円滑化アプリ 〜武庫川女子大学の学生向け〜
大学生は学生生活を送る中で、大学が発信する情報を取得しなければならない。しかしそれらの情報は多岐にわたり、情報量は膨大で、さらには発信元も分散されている。忙しい大学生にとっては情報管理が難しい。本研究は本学学生向けの操作性、情報の取得スピード重視のiOSアプリケーション開発である。開発環境はXcode、開発言語swiftを用いた。本学の学生が今よりも情報管理がしやすくなるよう、アプリ内容を大学側へ直接提案した。
おひとりさま」のための東京遠征ガイド制作
観光地としての東京を紹介するためのガイドマップは多く存在するが、地方在住者の「ヲタ活」に特化したガイドマップを目にする機会は少ない。また、大型イベントの多くは東京で開催されるが、 地方在住者にとって東京遠征は多くのハードルが存在する。本研究では、ひとりで東京遠征する学生のヲタクが、安心して「おひとりさま」を満喫できるよう、東京のコンサート会場・劇場や周辺情報 (最寄駅、ロッカー、コンビニエンスストア、飲食チェーン)を網羅したガイドマップを制作した。
curum ∼自分と向き合うアプリ∼
コロナ禍を機に自分と向き合う時間が増え、生活を見直し、「生活が豊かになった」と感じる人は少なくない。コロナ収束後、以前のような日常が戻ってきても、自分と向き合い続けることが大切なのではないかと考えた。これらを踏まえ、ユーザの思いや願い(テキスト/画像/音声/動画)を記録し、可視化できるiOSアプリの企画開発を企業とともに行った。自身は企画・デザイン・PRを担当し、アプリはApp Storeにてローンチした。しかし、アプリのUIやPRで課題が残る形となった。
プラスチックごみのリサイクルをテーマとしたサスティナブルアート制作
本研究ではサスティナブルアートを、「持続可能な社会へのメッセージを伝えるための作品であること」「作品自体の環境負荷が少ないこと」と定義している。ファッション産業による環境破壊や、海洋プラスチックごみ問題などに注目し、わたしたちが意識して行動に移しやすいプラスチックごみのリサイクルやサスティナブルなファッションをもとに、ペットボトルを用いてドレスを制作した。また、作品や作品メッセージを伝えるための映像制作も行った。
映画館の魅力を表した動画制作〜カートゥーンアニメーションでの映像制作〜
「映画館離れ」は長年指摘をされており、経済産業省のデータからもその傾向は明らかである。本研究では、映画館の魅力を再認識してもらうことを目的とした、2分20秒のアニメーションを制作した。「映画館」「没入感」を2大テーマとし、魅力を誇張するためにカートゥーン表現を用いた。視聴者へのインタビューでは、ストーリーは伝わるものの、カートゥーン表現としては動きや誇張に欠ける点が指摘された。
情報発信のためのWEBサイト制作〜布施駅前「あめりか亭」の問題解決に向けて〜
2020年3月に発令された緊急事態宣言の影響から布施駅前の喫茶店「あめりか亭」では客数が減少した。営業情報を発信し、来店者を取り戻したいが、店にはインターネットを活用した情報発信ツールがなかった。本研究では、この問題を解決するためのWEBサイト制作を行った。制作ではFirebaseやJavaScriptを用いることにより、サイト内でのお知らせの更新を可能にした。実際に運用し、アクセス解析を試みることでサイトの必要性について考察した。
プロモーションのためのインタラクティブ動画制作〜武庫川女子大学軽音楽部を事例として〜
2019年より流行し始めたコロナウイルスにより、生活は大きく変化した。全国的に対面での新入生勧誘が中止になり、筆者が所属している武庫川女子大学軽音楽部は魅力を伝える機会がなくなった。そこで新入生に魅力を伝える方法はないかと考え、映像の制作を行うことにした。しかし新入生の疑問や興味を持った点が様々で、映像が長くなってしまった。本研究では「多くの情報を分かりやすく伝える」ことを目的としたインタラクティブ動画をEko Studioを用いて行った。
3DCG作品「硝子猫」
光を透過し、屈折させ、反射するガラス質の性質は、多くの人を魅了している。本研究はガラス表現に注目し、3DCG制作ソフトBlenderやゲーム制作ソフトUnityにおけるガラス表現の可能性を模索するものである。ガラスの魅力を引き出せる理想の存在「硝子猫」を作成し、現実世界では不可能な世界を表現することを目標とした。シェーダーを構築することで屈折や反射などガラス特有の材質を表現することはできたが、影やレイアウト、ライティングには課題が残った。
ヴィーガンの考え方を紹介するブックレット制作。『VEGAN 地球を考えるライフスタイル。』
食文化の多様性については、まだ周知されているとは言い難い今日。本研究ではヴィーガンに焦点をあて、ヴィーガンを知らない人や偏見を持っている人に向けて紹介するブックレットを制作した。 紙面では地球温暖化や飢餓問題、家畜の飼育環境、ヴィーガンのアスリートについて言及した。また、ターゲットが中高大学生のため、イラストレーションを用い、教材としても使えるようにヴィーガンに関する英単語や各種データも掲載した。ブックレットはカラー印刷で、縦200mm×横150mmの16ページ。
地域活性化を目的とした商品のブランディングとパッケージデザインの制作
自身の地元である南あわじ市の人口減少を解決するためには、南あわじ市のブランドや価値の向上を図り、島外の人に魅力を伝える必要があると考えた。本研究では、「地域資源を用いた商品」に着目し、そのパッケージデザインから活性化につなげられないかと考えた。南あわじ市の牛乳や卵を使用したワッフルを特産品として販売すると仮定し、どのようなデザインであるべきか、マーケティングとブランディングの観点から考え、制作した。地元の人への取材も行い、意見を取り入れた。