授業紹介・ゼミ活動

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肥後ゼミ

肥後ゼミ 2023年度卒業研究要旨

2024/03/14

2023年度卒業研究要旨リンク集

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 SNS における動画共有と映像演出のあり方 

 本研究ではSNS市場に焦点を当て、マーケティング的な要素を中心に実践も交えながら、多くの視聴者に興味関心を持たれる映像作品について研究する。最終的にはこれらをふまえたオリジナルの自主制作アニメーション作品を制作、SNSへ投稿し、その作品が人々の興味関心を得ることを目的としている。また、最も理解しやすい指数として動画の再生回数を稼ぐことを目標とする。

 

 実写映像とアニメーションを融合させた映像制作 

 家庭環境が子供に与える影響は大きいが、それ自体を自身の意思では制御できず生まれたときには決まっている。生まれてくる子供は親や育つ環境を選べないことをソーシャルゲームのガチャに例えた表現である「 親ガチャ」をテーマとした映像作品を制作する。現実的な実写映像にアニメーションを融合させることで新しい映像表現を行う。

 

 オタクの変化 

 近年、自分はオタクだと主張する自称オタクが増えている。以前は否定的なイメージが付きまとっていた「オタク」だが、インターネットの登場でオタク文化へのアクセスが容易になる中、オタク」の定義や認識は大きく変化した。本論文では、「オタク」という言葉の歴史とイメージの変遷を追い、オタク文化の経済への影響やグッズの観点から、オタクがどのように変わっていったのか考察する。

 

 日本のホラー映画予告の編集技法の典型 

 日本のホラー映画は、時代とともにストーリーの展開や登場する人物、背景などが進化している。一方で、日本のホラー映画予告編は、似たような雰囲気や展開、音声の典型があると思われ、予告編の編集技法が要因の1つであると考えた。これまでの日本のホラー映画予告編を分析し、共通してみられる編集技法を取り上げる。この編集技法を恐怖を感じない映像に加えることで、視聴者が恐怖を感じる映像を制作できるか検証し、予告編の典型化が進んでいることを明らかにする。

 

 地球温暖化の影響を伝える映像制作 ~実写×3DCG×モーショングラフィックスを用いて~ 

 地球温暖化による海面上昇に焦点を当てた映像制作をする。地球温暖化の影響は海面上昇によって被害を受ける部分が多く、テレビなどでそのことに関して発信されているが、日本では世界的にみて地球温暖化に対しての意識が低いことが見受けられる。そこでもっと身近に感じてもらうために本研究を行う。モーショングラフィックスには短時間で情報を分かりやすく伝えることができるなどの利点があり、3DCGは動画内でリアルな仮想空間を表現できるといった利点がある。この 2 つを掛け合わせて、地球温暖化の影響力というのを見る人に分かりやすく伝える映像作品を制作する。

 

 ブックカバーデザインのための web アプリケーション開発 

 ユーザーがオリジナルのブックカバーを手軽に作れる Web サービスを開発する。
 コロナ禍によるライフスタイルの変化を背景として、プライベートな空間を表に出す頻度が増えた。
部屋の大部分を占めるであろう本棚に着目し、本棚から伝わる趣味や煩雑さを隠すための一つの手段としてこの研究を行う。
 HTML、CSS、JavaScript を使用し、ブックカバーの色やフォントのデザイン的要素を充実させる。

 

 きょうだい児問題の支援を目的としたアニメーション制作 -カメラ表現・レンズ効果による演出 

 きょうだい児「 障害を抱える兄弟姉妹を持つ人)の抱える様々な問題を取り上げ、アニメーションを制作する。本研究は、子どものころに親にかまってもらえない、結婚相手に家族のことを受け入れてもらえないといった、きょうだい児特有の様々な問題を取り上げ、それらの認知度向上、問題解決への支援につなげることを目的としている。
 アニメーションでは、カメラ表現・レンズ効果が視聴者に与える影響に注目し、登場人物の情緒の演出などに利用する。

 

 デジタルアニメーション作品 「同調」 

 インターネット広告の加速により、スマートフォンアプリや SNS を開けば、数多くの広告が表示されるようになった。中でも、美容整形や脱毛、ダイエットを勧める、概念の凝り固まった「美しさ」を説得するような表現の広告が、現代の価値観には刷り込まれている。
 そこで、本研究では、「 周りと同じであること」「○○ならこうあるべき」といった価値観を強制される社会から脱却し、型に嵌まらずに生きる少女を描いた映像制作を、手描きのアニメーションによって行う。

 

 日本もセルフラブの世界へ 

 近年ルッキズムという言葉が広く浸透しており、SDGs 目標10「 人や国の不平等をなくそう」という部分の課題としても挙げられている。SNSが進化し様々な価値観や思考が可視化される中で、日本人の自己肯定感の低さは依然として変化がない。これらの根底にあるものを探り、解決するべく写真集を制作し日本にセルフラブの価値観を浸透させていく。

 

 フライヤー、パンフレット制作によるイベント PR-LGBTQ イベントを事例とする- 

 2015年以降、社会的に LGBTQ 問題に対する関心が高まっている。しかし関心が高まる一方で、非当事者層においては情報が正しく伝達されておらず、積極的に配慮した行動がなされていない状況である。そこで本研究では、情報を広く正しく伝達できる特性のあるデザインを用いて、奈良で開催されるLGBT「イベント 奈良レインボーフェスタ」のフライヤー、パンフレットを制作することを事例とし、イベント PR を行うことで非当事者層にも情報を届けることを目標とする。

 

 就職活動における企業が求める個性とその在り方 

 個性という言葉を知っていても、しっかりと意味を説明できる人はほとんどいない。説明できるほど、自身の個性を理解している人も少ない。ましては、高校・大学時には直面するであろう就職活動の際に、企業は自身の個性についての説明を求める。個性とは何かと問われ、答えていくうちに自身が思っている個性と、企業が求めている個性に違いを感じ、今回の研究に至った。就職活動における個性とは何かについて追及していく。

 

 ゲーム実況はなぜ人気コンテンツなのか  

ゲームをしゃべりながらプレイしている様子を配信することをゲーム実況という。これは Youtube などの動画配信サイトにおいて人気のあるコンテンツの一つである。本論文ではゲーム実況がなぜ人気であるかをゲーム実況の配信や視聴者の変遷を通し考察していく。

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