授業紹介・ゼミ活動
PBL
肥後ゼミ 2024年度卒業研究要旨
2024年度卒業研究要旨リンク集
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井上ゼミ/榎並ゼミ/大野ゼミ
大森ゼミ/尾関ゼミ/株本ゼミ
中野ゼミ/肥後ゼミ/平井ゼミ
福井ゼミ/藤本ゼミ/新田ゼミ
「自分を労わるための運動習慣化~歴史的視点と自己ペースの重要性~」
本研究は、現代社会におけるストレスの中で自分自身を労わる時間の重要性に着目し、運動を習慣化する方法を探る。歴史的視点から運動を継続するための要素を文献から分析する。また、体育教育が与える苦手意識との関係を検討し、「快適自己ペース」の重要性を論じる。最後に、運動を楽しむ手段である「ゲーミフィケーション」に着目する。
「周南市のUターン促進を目指した地元PR動画の制作とその効果分析〜若者を対象にしたSNS映像戦略の実践〜」
本研究は、進学や就職で周南市を離れた18歳~25歳をターゲットに、SNS投稿映像でサイト訪問者数の増加を目指す。YouTubeに動画を投稿し、ターゲットの好みを理解・反映させることでサイト訪問者数が増えるかを検証する。視聴データや視聴者の反応を分析し、若者が興味を持つコンテンツ要素を特定。そのデータを基に効果的なPR手法を提案し、周南市の地域活性化に寄与する。
「Webサイトにおけるインタラクション表現と最適化~周南市のUターン促進を目的としたWebサイト制作及び分析~」
本研究では、山口県周南市へのUターン促進を目指したWebサイトを制作し、その中でも用いられるインタラクションデザインの評価を行う。クリック反応やアニメーション表現を変えた複数のサンプルページを作成し、ユーザーテストやアンケートを実施して、ユーザーに好まれるインタラクションを特定する。その結果を基にサイトを改善していくことで、最適なデザインを追求することを目的とする。
「LIVE2Dを用いた「動くマンガ」と感情表現の方法」
本研究では、吹き出しやオノマトペなどの漫画を構成する要素に、人物や背景が動くアニメ要素を融合させた「動くマンガ」をLIVE2Dを用いて制作する。従来の漫画動画には多くは見られない細かな感情表現に特化した「動くマンガ」が視聴者に新たな魅力を提供できているか、制作およびユーザーテストを通じて検証する。
「日本のV配信者の現状と課題」
本研究では、日本のV配信者(VTuber、Vライバー)の活動スタイルやプロフィール、活動における精神的負担を中心にアンケート調査を行った。このアンケート結果を元に日本のV配信者における課題を調査し、どのようにすれば解決できるのか考察する。
「Blenderを用いたインクドロップ映像の制作」
本研究では、3DCG制作ソフトBlenderを用いて、水に絵の具を垂らす「インクドロップ映像」の表現を模索する。絵具の溶け方や異なる色の絵具が溶けて水の色が変わる様子を表現するため、Blenderの機能の中でも特に物理演算機能(煙)、アニメーション機能に着目した。
「タイパ志向におけるインタラクティブムービーの価値と親和性」
本研究では、タイムパフォーマンスを重視する現代の時代背景に応じた新たなコンテンツとして、視聴者が動画内をクリックすることで「観たいところだけを観られる」、インタラクティブムービーの使用を提案する。制作とユーザーテストを通して、当コンテンツに対するユーザー満足度や、タイパ志向への親和性とその価値を検証する。
「女子大学の志願者数増加を目的としたPRメディアの制作と提案 〜武庫川女子大学を事例に〜」
本研究では学長企画室、新しい武庫女教育推進委員会広報WGと協働して、武庫川女子大学のPRメディア新人材育成方針「MUKOGAWACOMPASS」ランディングページ内の新規コンテンツ用の取材(インタビューと撮影)を行い、女子大学の魅力を効果的に発信する手法を探求する。特に、学生一人ひとりの個性を引き出す表現と、旧来から続く女子的な表現に縛られない新しい広報の可能性を提案することを目的とする。
「カラーバリエーションから見る購買選択行動 〜適切な色の数と選択肢〜」
カラーバリエーションが人々の購買行動において重要な要素になるのではないか。前回の予備調査で、若者の本離れを背景に、デザインによる購買意欲の変化(表紙が手にとってもらえる要素であること)がわかった。今回は「カラーマーケティング」と「購買選択行動」に着目し、人が選択するまでの時間を測定・最も適切な色の数を探究する。
「韓国アイドル事務所の課題〜韓国アイドルの労働環境問題~」
本研究は、韓国アイドル業界における事務所の役割と影響を明らかにすることを目的とする。日本の韓流ブームや音楽事情、日韓のアイドル比較を通じて、韓国アイドルの背景や歴史、事務所の概要と組織構造を調査。さらに韓国財閥との関係や財閥化の影響を分析し、日本の芸能事務所との比較により韓国事務所の特徴を浮き彫りにする。奴隷契約やメンタルヘルス問題などの課題を踏まえ、業界の変革と未来について考察する。