授業紹介・ゼミ活動

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肥後ゼミ

肥後ゼミ4年⽣が企画・デザインした商品が国⽴⺠族学博物館のミュージアム・ ショップで発売されました。

2017/10/17
肥後有紀子講師ゼミの4年生7名(大川真里さん、下岸智香子さん、杉澤舞さん、田中沙季さん、三野果穂さん、森本みなみさん、米倉愛さん)が、国立民族学博物館併設のミュージアム・ショップ(⼀般財団法人千里文化財団)のオリジナル商品の企画デザインを行い、そのうちの1商品としてマスキングテープが発売されました。 肥後ゼミがミュージアム・ショップの商品デザインを行うのは「みんぱくクッキー」、「あいさつスタンプ〜ありがとう編〜」(いずれも現在も販売中)につづき3度目となり、今回は複数の商品の企画デザインに挑戦しました。 プロジェクトは2016年4月から本格的に始動しました。関西の美術館 や博物館のミュージアム・ショップに赴き、購買層や取扱われている商品についての調査分析を行いました。その結果を経て、考案された商品企画およびデザインをミュージアム・ショップへ提案し、打ち合わせやメールのやりとりを続けながら、プロジェクトを進めてきました。 肥後ゼミの過去のプロジェクトとの異なる点は、予算、販売価格、利益率などのさまざまな条件をふまえた上での実現可能性を、学生自らの力で明らかにすることにあります。単にデザイン制作だけを行うのではなく、製造会社に見積依頼をし、製造コストや仕様の確認も行いました。 そして、約1年半の取組の結果、複数の企画のうちの1つ、三野果穂さん、大川真里さん、米倉愛さんのチームによる、世界の様々な地域の仮面のデザインがモチーフとなった「みんぱく仮面マステ」が完成しました。このモチーフで使われている仮面のデザインは、肥後ゼミ卒業生が2012年の「みんぱくクッキー」商品デザインの際に作り出したものが元になっています。 ミーティングの様子(肥後ゼミ、学内) 三野さんは「チーム内での意見やイメージを合わせることにとても苦労しました。その中でも、先輩がデザインし仮面の絵柄が細部までこだわっているため、テープに印刷された時に、絵柄の細部が潰れないようなデザインを考えました。また、仮⾯をレイアウトする際に、地域や形の偏りが出ないような工夫や、 どこで切っても使いやすいものになることを心がけました。その他、色やレイアウトの細かな調整を肥後先生やミュージアム・ショップの担当の方と何度も話し合い、商品化に持っていくことが出来ました。今回のようにチームで提案したものが、ミュージアム・ショップで実際に商品化されることになり、とても嬉しく思います」と話しました。 このマスキングテープは 、現在、国立民族学博物館ミュージアム・ショップにて販売中です。 link : 国立民族学博物館[ウェブサイト] link : みんぱくミュージアム・ショップ[Twitter]
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