授業紹介・ゼミ活動

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井上ゼミ 2024年度卒業研究要旨

2025/03/18

2024年度卒業研究要旨リンク集

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「現代社会における女子大学の在り方 ~トランスジェンダーの受け入れについて~」

男女での教育格差があった時代の女子大学の存在意義は、女性の教育を支援するためのものであったが、現代の女子大学の存在意義や在学生の女子大学を選ぶ理由は変化している。さらに、LGBTQへの関心が高まっている今、トランスジェンダーの人たちが性別変更手続きを行わなければ女子大学に入学できないことは問題である。本論文では、アンケート調査を用いて女子大学のトランスジェンダー受け入れの課題や問題点を明らかにし、今後のあるべき方向を論ずる。

 

「持続可能な社会における基礎化粧品のあり方と日本人の意識と行動~EUのプラスチック包材廃棄物規制から見る日本への影響~」

2021年にはユーキャン流行語にもノミネートされ、近年日本でも関心が高まる「SDGs」。しかし、現状には課題が残る。本論文では、将来的に日本がSDGs達成度の高いEUに倣い、より具体的な政策を打ち出した際、エシカルな商品が消費者に受け入れられるために必要な要素を明らかにする。特に我々が日常的に接するプラスチック製品であり、排出量の多い基礎化粧品業界に焦点を当て、アンケート調査やEUと日本の化粧品企業の動向比較などから導き出す。

 

「インドと日本のジェンダーギャップに関する現状と課題~経済・宗教・政治から格差についての考察~」

世界には、生まれてきた性別で人生が決まるという環境がまだ多く存在する。その一つとしてインドがあげられる。現地の女性は技術がありながらも、生活水準を上げるという発想が出来ない環境に居た。そのような考えに至る背景を、世界経済フォーラムが公表しているジェンダーギャップ指数をもとに分析を行い、両国間の効果的な政策や改善に努める企業の取り組事例の調査を行うことで、性別によって人生が決まるといった現状をなくし、今後のジェンダーギャップの改善につながる提言を行う。

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