授業紹介・ゼミ活動
PBL
和泉ゼミ
和泉ゼミ2年生がひろたのエシカルマルシェに出店しました。
和泉志穂准教授ゼミの2年生で、2022年10月23日(日)に兵庫県西宮市にある廣田神社にて開催された「ひろたのエシカルマルシェ THINK」にてワークショップを実施しました。
和泉ゼミでは、武庫川女子大学がある西宮の地域活性に貢献したいという思いから、2020年に西宮の地名の由来でもある廣田神社と兵庫県下の企業2社と連携して進化系みくじ「神様のつぶやき」を制作いたしました。
(詳細はこちらhttps://dim.mukogawa-u.ac.jp/pbl/labo_rep/izumi_seminar/9731)
このようなご縁により、ゼミの学生が神社をケースとした地域活性に関する研究を行う中で、今回のような地域を巻き込んだイベントの開催提案があり、2021年より「ひろたのエシカルマルシェTHINK」が実施されることとなりました。
エシカルとは、人や地球環境、社会、地域に思いやりのある行動や考え方を意味します。ひろたのエシカルマルシェTHINKはイベントを通して、廣田神社や来場者・出店者の皆さんと一緒になり、現代社会が抱える問題を考える空間を提供することで地域の繋がりを醸成することを一つの目的としています。和泉ゼミは、今年で2回目の参加となります。
ワークショップでは、「ハロウィンステッキを作ろう」と題し、印刷時の端材を使用してハロウィンステッキ作りを実施しました。メインのデザインは、「かぼちゃ」「黒ねこ」「おばけ」の3つとし、そこにさまざまな装飾を施すことでオリジナルのステッキ作りを楽しめるものとしました。
1回15分、全15回のワークショップでしたが、当日はどの回も満席となり、120名を超える多くのお子さま、また、保護者や他の出店者の方にも体験いただくことができました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
9月中旬にゼミに配属後、ワークショップとして提供するコンテンツを考え、10月から準備に取り掛かりました。何もかもが初めてのことでしたが、コンテンツの思案、材料の下準備、タスク管理や当日の司会進行まで、今回実施のすべてを自ら考え、実施・運営を行いました。9月からスタートしたゼミ活動でしたが、このイベントを通してゼミ生同士の仲も深めることができました。
参加した子どもたちは、「もっと装飾つけたい!」「もっと怖くしたい!」「可愛くしたい!」などととても楽しそうでした。また、席に案内した際には緊張でなかなかステッキ作りに入れなかった子も、ペースを合わせ話しかけてみると、徐々に「あれつけたい!」「これいいでしょ!」などたくさん話してくれるようになり、楽しくステッキ作りを進めることができました。今回のイベントを通して、準備の大切さや子どもたちとの向き合い方、その場での対応力、そしてイベントの楽しさを知ることができました。
ひろたのエシカルマルシェ(https://tsumugukuru.com/marche-think/)