授業紹介・ゼミ活動
PBL
中村ゼミ
中村ゼミ 2015年度卒業研究要旨
Java FX 8 によるユーザインターフェース構築法の提案(その1)
近年では携帯情報端末の普及により、コンピュータを1人1台所有することが普通のこととなり、よりよいユーザインターフェースが重要視されるようになってきている。RIAを実現するために、OracleはJavaのGUIライブラリとして2014年にJavaFX8をリリースした。新たな機能が追加されたことにより表現の可能性が広がったが、リリースされたばかりということもあり広く知られていない。よって、本研究にてJavaFX8でどのような表現が可能なのかを、栄養系アプリケーション制作を通して検証する。
Java FX 8 によるユーザインターフェース構築法の提案(その2)
JavaFX8とJavaScriptの比較を行い、JavaFX8の表現の可能性を検証した。実際にJavaScriptを用いたアプリケーションで実験を行い、武庫川女子大学の学生のユーザーモデルに適したユーザーインターフェースをデザインした。その結果を参考にしてJavaFX8で画面を構築する。新たなライブラリであるJavaFX8の評価をJavaScriptと比較して行った。
離散オートマトンによるゲームアプリケーションの表現について
デジタル回路やプログラムの設計で使用されている「離散オートマトン」を用いたゲーム展開の表現と、新しい開発言語である「JavaFX8」を用いたゲーム開発の可能性や表現力について、じゃんけんゲームとキャラクター操作ゲームの2作品の作成を通して検証していく。
コンテンツビジネスのためのシステムの実装と評価
私たちは、Webサイトでの情報公開による健康知識の啓発・アフィリエイトでのネットビジネスを行い持続可能な活動にするという目的をもち、Webサイトの開設とブログの運営、その活動の中での健康器具のアフィリエイトビジネスの模索を行った。活動におけるWebサイトの開設方法や、アクセス解析の仕方などの方法論と、実際に行った活動内容、アフィリエイトによる収益結果について考察する。
インタラクティブコンテンツの実用性の評価について
近年、ネットワークの普及により利用者と提供者が双方向に情報のやり取りを行うことができるインタラクティブコンテンツが誕生した。キャンパスナビゲーションの利便性の向上とWebコンテンツとしてのユーザビリティーの追及のため、「Adobe Flash」を用いてキャンパスナビゲーションアプリを制作した。インタラクティブコンテンツとキャンパスナビゲーションとの融合を試み、検証結果を報告する。
物理システムシミュレーションへのゲームエンジンの応用
ゲームエンジンであるUnityとUnreal Engineを使用して物理シミュレーションを試みた。それぞれのエンジンに搭載された物理エンジンを利用し、物体に対する力学的な動きを実装することでUnityにおいて航空機の衝突回避、Unreal Engineにおいては球体のバウンド運動を再現した。そして本研究で構築した物理シミュレーションシステムを元に、教育的効果の高いプレイアブルな3D映像教材としての可能性を模索した。