授業紹介・ゼミ活動
PBL
大野ゼミ
大野ゼミ 2022年度卒業研究要旨
2022年度卒業研究要旨リンク集
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満足度の視点から見た混雑緩和システムのあり方に関する研究
新型コロナウイルス感染症の蔓延防止を図るためにワクチン接種が2021年より開始した。接種の加速化を図るために自治体接種や職域集団接種が実施されたが、多くの会場で混雑が見られた。スムーズなワクチン接種を遂行することは、会場に滞留する被接種者の満足度を向上させることに繋がる。本研究では、現地調査を行った武庫川女子大学の人流について、混雑の緩和や待ち時間の短縮 といった満足度向上につながる視点から分析し、混雑緩和システムについて考察する。
保育施設における災害避難のあり方と災害弱者の課題解決
阪神淡路大震災や東日本大震災、集中豪雨など平成の30年間で多くの災害が起き、災害弱者という言葉を聞くようになった。特に、保育施設では乳幼児を限られた保育士数で避難させるために様々な工夫がされている。一方で、乳幼児を対象とした標準的な避難ノウハウは確立されておらず、各園が最適と思われる避難を試行錯誤している現状ともいえる。過去の避難の事例、武庫川女子大学附属保育園の避難訓練に関する調査を基に、保育施設における命を守るための避難のあり方を考察する。また、災害弱者が抱える課題の解決を模索する。
職域接種における混雑緩和対策の検討~武庫川女子大学のシミュレーション分析から~
2020年から猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の蔓延防止に伴い、職域接種が実施された。厚生労働省と川崎市共催で実施された接種会場訓練では、予診票確認・予診前で待ち時間が発生していた。また、全国の接種会場外で被接種者が並び長蛇の列が発生するという現状があった。本研究では、待ち行列という観点から武庫川女子大学の職域接種について現地調査を行い、その結果を用いてシミュレーション分析をSimioを用いて行い、混雑緩和対策について考察した。
ワクチン接種会場混雑緩和からみるマイナンバー制度活用による行政手続き簡易化と利便性向上の検討
日本は、デジタル社会実現のためマイナンバー拡充に取り組んでおり、マイナンバー利活用によって行政手続きの簡易化、民間での活用と生活の様々な分野で活躍すると考えている。本研究では、ワクチン接種会場での混雑緩和の方法の1つとしてマイナンバー制度を活用すると、手続きにおいて、被接種者また事務員にとってどのようなメリットがあるのかを検討し、マイナンバーの利活用が実際に有益であるのか考察する。
保育施設におけるシミュレーションを用いた災害避難計画の検討〜武庫川女子大学附属保育園 災害避難訓練調査を通して〜
自ら身を守ることが難しい子供たちが集団で生活している保育施設において災害時の避難方法の策定には多くの考慮すべき要因がある。保育士が予め立てている災害避難計画にはまだ検討すべき点が多い。本研究では、武庫川女子大附属保育園の災害避難訓練の調査をシミュレーションにより避難所要時間や子供の集団行動を可視化し、保育施設における避難計画立案に応用することでどのような効果や課題があるのか考察する。