授業紹介・ゼミ活動

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尾関ゼミ

尾関ゼミ 2025年度卒業研究要旨

2026/03/17

2025年度卒業研究要旨リンク集

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「⽣成AIのプログラミング教育利⽤における学修効果を損なわないプロンプトデザインの検討」

 プログラミングの演習授業で⽣成AI(AIチャットサービス)を活⽤する事例が増えているが、授業で習っていない内容が回答に含まれたり、そのまま解答となるようなコードが提⽰されてしまうといった問題がある。本研究では、JavaScriptの⼊⾨科⽬の演習授業を対象として、学習者が「授業で学ぶ範囲内で、⾃ら考える⼒を損なわない」ようなAIチャットサービスのプロンプトを設計する。RAGやファインチューニングを使わず、教科書データを事前取り込みするなどプロンプトのみを⼯夫して学修効果を損なわないAIチャットサービスの利⽤を検討する。

 

「⾳楽×ジェネラティブ・アニメーションを題材とした⼥性向けプログラミングワークショップ
の実践」

 ⼤学の情報系学科に進学する⼥性やプログラミング教室に通う⼥性の割合が少ないという背景から、若い⼥性(⼩学⽣〜⾼校⽣)の関⼼を引くことのできるプログラミングコンテンツが必要とされている。本研究では、実質的に男⼦向けとなっているプログラミング教室などのロボットコンテンツに対して、「ジェネラティブ・アート」を⼥⼦向けのキラーコンテンツと位置づけ、その導⼊として、⾳楽に合わせてジェネラティブ・アニメーションを作成するワークショップを企画・実施する。本論⽂では、先輩が実施した先⾏研究からの改善点と、本学の附属⾼校とGirls meets STEMで実践したワークショップの結果を報告する。

 

「⼦どものお⽚付けを促すアプリケーションの考案」

 幼児期に「⽚づけ」の習慣を⾝につけることは⾃⼰管理能⼒の基盤を育むうえで重要であるが、遊びと⽚づけの切り替えは幼児にとって難しく、適切な⽀援がなければ「⽚づけ=⾯倒な作業」と認識されやすい。本研究では、⼦どもの⾃発的なお⽚付けを促すことを⽬的として、⽚付けにゲーム要素を取り⼊れたスマートフォン⽤アプリのモックアップを作成し、そのユーザインタフェースを評価する。具体的には、⾳楽が終わるまでに⽚付けを終わらせるタイムアタックを導⼊し、アプリ内で設定した収納場所におもちゃ等を⽚付けたらスタンプが押せるスタンプラリーを⽤意した。

 

「⼩型⼈形の舞台演出を通したプログラミング教材コンテンツの考案」

 2020年度からプログラミング教育が順次必須化されているが、現状ではScratch等のブロック型プログラミングや画⾯上で完結する操作の場⾯が多く、電⼦⼯作とプログラミングを組み合わせて物理的なシステムを作るフィジカルコンピューティングが注⽬されている。本研究では、主に⼩・中学⽣を対象として、シルバニアファミリーなどの⼩型⼈形を⽤いた舞台演出を題材としたフィジカルコンピューティングのプログラミング教材を考案する。マイコン(micro:bit)とコネクタでセンサーやモーターをマイコンに簡単に繋げられるGroveシステムを組み合わせ、⼩型⼈形の舞台演出を楽しみながらプログラミング学習できる事例を紹介する。

 

「合成⾳声ソフトウェアを⽤いた関⻄弁表現の検討」

 近年、合成⾳声ソフトウェアを⽤いたコンテンツの投稿が増えており、関⻄弁などの⽅⾔が使えればより多くの場⾯やキャラクターに合わせたコンテンツを配信できるが、⽅⾔に対応しているソフトウェアの数は限られている。⼀⽅、イントネーションやアクセントが調整できる合成⾳声ソフトウェアは多く、この機能を使えば関⻄弁をはじめとする⽅⾔の合成⾳声を⽣成することはできるが、その地⽅出⾝者でないと細かいニュアンスがわからないためエセ◯◯弁となってしまう。本研究では、関⻄で⽣まれ育った著者らが関⻄弁をうまく表現できるパラメータを検討し、その知⾒をウェブサイトにまとめて公開することで、誰でもネイティブに近い関⻄弁を合成⾳声ソフトウェアで⽣成できるようにすることを⽬指す。

 

「合成/加⼯⾳声が Vlog の再⽣回数等に与える影響について」

 TikTokなどの動画系SNSでVideo Blog(Vlog)を投稿することが流⾏している。匿名性を保ったりエンターテイメント性を付与するために合成⾳声や加⼯⾳声が⽤いられることも多いが、合成⾳声/加⼯⾳声を使⽤することの効果を調べた研究は少ない。そこで本研究では合成⾳声に着⽬し、合成⾳声を使⽤したVlogと全く同じ内容で⾳声を使⽤していないVlogをTikTokに定期的に投稿し、再⽣回数やいいね数の違いなどを調べた。また、事前には合成⾳声あり/なしの2種類の動画を視聴してアンケートに答えてもらう調査を実施し、そのアンケート結果に基づいて実践の結果を考察する。

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