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子どもたちとのキャンプ活動のため、スキルアップを目指しています!/くま(2年)

 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!! 2年生になりました、くまです! 新年度が始まり、1ヶ月ほど経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか? 私は、春休みに授業が無かったのでお昼間までぐっすりと寝ていました。その生活習慣がなかなか抜けず、眠気と闘う日々です。生活習慣は崩すものではないですね。

 私は、神戸YMCAの三宮リーダー会という組織に所属し、子どもたちとのキャンプ活動をしています。将来、教職員など、子どもたちと関わることを考えている人たちにもお勧めの活動です! どのような活動をしているのか、一番分かりやすく、手軽に情報を見れるのは公式Instagram(https://www.instagram.com/ymca_3nomiyaleaders/)なので、ひとまず覗いてみてください!

 私は、この三宮リーダー会の活動に去年の5月から加わりました。初めての活動は”余島”で行われたゴールデンウィークのリーダートレーニングでした。“余島”というのは、香川県の小豆島の先にある無人島です。詳しいことは、メールマガジン『やりとり』185号(https://dim.mukogawa-u.ac.jp/16971)の「人生初!無人島”余島”へリーダートレーニングに行きました!!」(https://dim.mukogawa-u.ac.jp/16969)に記してあります。是非、こちらも併せて読んでいただけると嬉しいです! 
話は少しそれましたが、所属してから約1年たったので、このエッセイでは神戸YMCAでのキャンプ活動を通して、この1年間学んだことを振り返りたいと思います! どうぞ、最後までお付き合い、よろしくお願いいたします!!!

 三宮リーダー会は、月1回の「マンスリーデイキャンプ」という日帰りのキャンプを軸として活動しています。このキャンプは、幼児~小学生までの子どもたちを対象としているキャンプです。子どもたちと山を登ったり、海に行ったり、自然の中で思いっきり遊ぶなど、様々な活動をしています。1年間活動していくなかで、先輩方と子どもたちとの関係性を見て、毎月同じ子どもたちと活動することの重要性を感じていました。子どもたちとは、月に1度しか一緒に過ごせる時間はありませんが、前月、いや、それ以上前の出来事を子どもたちはまるで昨日あったことのように伝えてくれます。2回目のキャンプに行ったときに子どもたちが私のことを覚えてくれていた時には、驚きとうれしさ、そしてこの子どもたちとこれからも一緒に過ごしたい! と強く思いました。子どもたちは毎月違う場所に行って、たくさん遊んで、たくさん話して、時にはリーダーやグループのメンバーとぶつかることもありますが、それらを通じてどんどん成長していきます。なので、サポートする立場である私たちリーダーの責任は重大です。その子どもたちのために何ができるか、子どもたちにどういう言葉使いをするべきなのか、どの様な方法で伝えるべきなのか、ミーティングを重ねて模索し続けています。

 活動はマンスリーデイキャンプだけに留まりません。夏には先述した“余島”でのキャンプ、冬にはスキーといったシーズンキャンプなどなど、その他にもたくさんのキャンプ活動があります。これらは短期間の間、キャンプ場や宿に宿泊し、集団生活をしていきます。
 日が経つにつれて子どもたちはぐんぐんと表情が変わり、短期間のキャンプであっても、最終日には驚くほど、お兄さん、お姉さんの顔つきになり、その成長スピードはものすごいものです。共に生活する中で見えてくる子どもたちの様子には本当に驚かされることばかりで、サポートをする私も全力を尽くしたいと思います。
 なにより、子どもたちには失敗を恐れずどんなことにもチャレンジしようとするとてつもないパワーがあります。誰かと共に過ごしたり、何かを成し遂げようとする時、この力はとても大切なものです。私もそんな力みなぎる人になりたいと思います。
 もちろん、どんなキャンプにもリーダーとして活動する中で、自分自身にとって難しいことや悔しいことはたくさんあります。ですが、それ以上に、子どもたちが成長していく姿を見たいと思うし、そのためだったら何でもできるという、強い気持ちが湧き上がってきます。 YMCAでは、そんな人のための道しるべとして、サポートする側のリーダーの育成を目的としたリーダートレーニングがあります。このトレーニングは、YMCAの職員である、ディレクターさんが子どもたちと関わるうえで欠かせない技術や考え方など、多くのことを教えてくださいます。技術面では、野外救急法や、スキーの技術を教わります。ただやるのではなく、相手を安心させる、相手が頼りにできるような立ち居振る舞いを示していただいています。そのたびに、自分にはまだまだ子どもたちのためにできることがたくさんあるんだなと気付かされ、毎回次のキャンプに向けて自分を鼓舞しています。また、多くの文献、映画などをつかい、より広い世界へと視野を広げる手助けをしてくださることもあります。トレーニングに参加するたびにこれまでの自分の視野や思考の狭さは一体何だったのだろうかと、圧倒されるばかりです。自然とディレクターさんや先輩方に付いていきたくなる、けれど私の力はまだまだ足りない。だからこそ、食らいついて行こうと学ぶ日々です。

 今回、ここで紹介したことは言葉では、伝えきれないことばかりです。もし少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ三宮リーダー会の公式Instagramを見てみてください! 写真も多いので、よりどのような活動をしているのか分かりやすいかと思います。何か変わりたい! 何か新しいことをしたい! と思っているのならば、このリーダー会活動も1つの選択肢です。是非一度、キャンプに参加してみてください!

参考資料

・神戸YMCA三宮リーダー会公式Instagram 

https://www.instagram.com/ymca_3nomiyaleaders/

・メールマガジン『やりとり』185号

https://dim.mukogawa-u.ac.jp/16971

・人生初!無人島”余島”へリーダートレーニングに行きました!!

https://dim.mukogawa-u.ac.jp/16969

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情報メディア学科では、在学生・卒業生・教職員、さらにはこれから本学を目指す高校生、企業や地域の方々を含む幅広い交流を目的として、学科独自のメールマガジン「やりとり」を発行しています。編集は本学科の在学生有志と助手と教員で行い、学科ニュース、学生エッセイ、スタッフの社会活動などの情報を発信しています。

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