授業紹介・ゼミ活動

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井上ゼミ

井上ゼミ 2020年度卒業研究要旨

2021/03/19

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 シャンプーにおける購買決定権と関与度の関係性~シャンプーから見る消費者行動や市場動向~ 

 シャンプー購買におけるブランド選択意識に注目し、購買決定権は誰にあるのか、そして商品を吟味する際に何を重視して購買を決定しているのかを調査し、関与度との関係性について研究する。また、研究をより深める為に他の日用品における購買決定権や関与度についても比較を行う。さらに、シャンプーの歴史や現在のシャンプー商品を知ることにより、企業側がどのように変化してきたのか、その動向について考察する。

 若者の献血離れはなぜ深刻化するのか~献血行動推進のための施策提案~ 

 近年、我が国の献血者数は減少傾向にあり、特に若年層の献血離れは深刻なものとなっていることから、将来の安定的な献血確保が出来るのか問題となっている。少子化社会の問題がある中で、更に血液不足が予想されている。こうした状況を踏まえ、若年層に対する効果的な啓発方法をはじめとした今後の献血推進方策について検討する。アンケート調査を行い、若者が献血に行かない理由を分析し献血促進のための方策を提案したい。また、継続的に献血に参加してもらうための取り組み内容の提案を行う。

 ディズニープリンセスによるジェンダー意識の変化~femaleではなくwomenをディズニープリンセスに~ 

 近年、社会的にも文化的にも男女間での性差がなくなってきている。またジェンダーの多様性の受け入れが浸透しているが偏見や差別は消滅したわけではない。そこで、偏見を減らすためには性的マイノイティに対しての知識を増やし理解することで必然的に偏見は減ると考えられる。その材料として幅広い世代にアプローチできる映像メディアに着目した。特に、幼児期の経験として視聴するディズニープリンセス作品のようなアニメーション作品は視聴者にも強い影響をまた業界に対してもその長い歴史から影響を与えることができると考えた。ジェンダー表現としてLGBTのディズニープリンセスの誕生などを提案する。

 女子大生におけるパパ活の実情~パパ活を通して見る父娘関係~ 

 近年、「パパ活」という言葉を耳にすることが多い。気軽にできるという点から「パパ活」をする女子大生が増加していると言われている。これまでの研究によれば、経済的要因からパパ活を行う女性が多いことが指摘されているが、心理的要因について詳しく研究されていない。そこで、パパ活の背景には父娘関係が影響していると考え、本研究では「パパ活女子は父親との関係が良好ではない」と仮定し、女子大生のパパ活女子の実情とパパ・実父との関係性について明らかにしたい。

 近年における美容意識の変化 ~スマホ普及は顔への意識にどのように影響を与えたのか~ 

 女性たちの美容意識は絶えず変化している。近年で美容意識が大きく変化したのは、スマートフォン普及以降であると考えた。普及後、美容整形や加工アプリといった「加工」という行為が多くみられるようになった。これらの行為が当たり前の世の中になることで、自分の見た目に対する自己肯定感が低くなり自分の素顔を愛すということが難しい世の中になっていくのではないか。本論文では、スマートフォンやSNSと美容意識に関連性があるのかを研究し、自分の素顔を愛し自己肯定感を高めるために必要なことを論じていく。

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