授業紹介・ゼミ活動

PBL

中村ゼミ

中村ゼミ 2017年度卒業研究要旨

2018/03/19

1日目 2月3日(土)
丹田ゼミ肥後ゼミ天野ゼミ和泉ゼミ尾関ゼミ
2日目 2月5日(月)
丸山ゼミ赤岡ゼミ福井ゼミ太田ゼミ井上ゼミ
3日目 2月6日(火)
大森ゼミ株本ゼミ藤本第二ゼミ藤本ゼミ/中村ゼミ

 

マンデルブロ集合

 我々は、「Python」の言語を使用し、学校のゼミのPCを利用しながら手軽にHPC(高性能計算)を実現するためにマンデルブロ集合で精度のシミュレーションを図った。実際に「Python」を使ってバッチスクリプトを生成し、(genbat01.py)シンプルな数式をループさせながらマンデルブロ集合の模様を描き、生成された画像一枚一枚を教授(中村)含む4人でPCを一斉に稼働させながら、画像生成に成功した。そして、すべての8855枚の画像を結合させ一本のムービーとして連結させた。
 今回の発表では、連結させたムービーとともに、「Python」などのツールの可用性と実現性を解説していきたいと思う。

武庫川恋物語

 私たちはプログラミングが苦手な女子大学生向けにゲームを使って、苦手意識克服を目的としたゲームを製作することにした。『武庫川恋物語』は「ティラノスクリプト」というゲームエンジンを用いて製作した、情報メディア学科の個性的な教員たちと繰り広げる穏やかな学園ラブストーリーゲームである。恋愛ゲームを用いることで学生のプログラミングに対する苦手意識や教員を通してゼミの活動内容を伝えられるのか、良かった点や改善点と共に「ティラノスクリプト」の動作と合わせて発表する。

Pythonによるリアルタイムプログラムの構築法

 今日、プログラミングは2020年に小学校教育において必修教育の過程に導入されるほど、世間から多大な注目と期待を浴びている。
 「Python」とは「Google三大言語(Java、C++、Python)」のうちの一つであり、業界では記述がシンプルな言語としてメジャーである。とはいえ、プログラミングに触れたことがない人にとっては、あまり聞き慣れない言葉だろう。しかし今後プログラミングの教育が重要視される中、「Python」は可読性が高いためわかりやすく、活躍が期待できる言語である。その「Python」で制作した、私たちにとって身近で触れやすい、簡単なゲームを通して紹介する。

第二言語としての英語学習環境の考察とアプリケーション開発

 近年、第二言語として英語を使用する人口が増えている。全世界のうち60%は複数話者である今、日本では、国際的共通語として英語教育が取り入れられている。しかし、日本人の英語に対する苦手意識は根深い。
 本研究ではアジアに焦点をあて、シンガポールと韓国の2か国を例に、それぞれの学校制度・語学教育の環境について調査・検証する。その上で、日本の英語教育の現状とその問題点についても述べていく。また、SLA(第二言語習得)の学術的側面から、どのような学説が唱えられているのかを通じて考察を行う。これらの結果を踏まえた改善点をもとに、英語への苦手意識を軽減できるアプリケーションを、JavaScriptを用いて開発する。

エゴグラムテスト用アプリケーションのユーザインターフェースの設計

 エゴグラムテストによる心理テストを行うアプリケーションプログラムのユーザインターフェースの設計について発表する。開発プラットフォームとして「Python」を採用し、開発工程を簡単なものとすることができることを示す。「Python」は機械学習システムにも適しており、機械学習機能を用いた相性診断機能の開発展望についても発表する。

数式処理システムの高度な対話機能の開発―音声による数式読み上げ機能の開発―

 本研究の目的は、高度な対話機能を持つ数式処理システムの実現であり、ここでは数式を音声で読み上げる機能の実装について報告する。また、日本語コマンドによる柔軟な対話機能についても開発中であり、現状の報告と、システム開発の展望についても述べる。

 

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