授業紹介・ゼミ活動
PBL
榎並ゼミ
榎並ゼミ 2020年度卒業研究要旨
2020年度卒業研究要旨リンク集
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オンラインコミュニケーションのためのリアクション可視化アプリケーションの開発
新型コロナウイルスの流行により、オンラインコミュニケーションの機会が増加した。しかし、複数人でのオンラインコミュニケーションでは、ネットワーク回線への負荷やノイズの問題から、発言者以外のカメラやマイクをOFFにすることが多い。よって、発言者に相手のリアクションが伝わらないという問題がある。そこで、カメラとマイクがOFFでも、表情と音声を認識し、絵文字に変換・送信することでリアクションを可視化し、伝えるアプリケーションの開発を目指した。
貯金意識向上を促進するアプリケーションの開発
近年、長期貯蓄を助成する制度や、家計簿や貯蓄のアドバイスをするアプリケーションなどが多数提案されているが、いかに継続していくかが目標を達成するための課題となる。本研究では、最初に貯金目標設定を行い、貯金額の増加にスタンプラリーやキャラクターの育成を連動させることにより可視化することで、貯金意識向上を促進し、貯金、節約を継続させるアプリケーションの開発を目的とする。
女性用下着選び支援アプリケーションの開発
重力、揺れなどの外部刺激や加齢により生じるバストの型崩れの防止、保護のためには、正確なサイズ計測結果を元に体に合ったブラジャーを選択し、正しく着用する必要がある。しかし、多くの女性が体に合っていないブラジャーを間違った方法で着用している。そこで本論文では、正確な計測を補助するために、計測時に顔検出の結果を元に採寸箇所へガイド線を表示し、着用時には図と文による正しい着用方法の指示と着心地やフィット感に問題はないかの確認を促すことで、サイズの「正確な計測」とブラジャーを「正しく、美しく着用」することを支援するアプリケーションの開発を目指す。
学習支援アプリケーションの開発
新型コロナウイルスの感染拡大によりオンライン授業の需要が高まっている。オンライン授業の形式の一つであるオンデマンド型は時間・場所に制約されないというメリットがある一方、受講者はモチベーションや集中力を維持しにくいというデメリットもある。そこで、仮想的に他者に見られている環境を作りだし社会的促進を発生させるために、人の姿勢や目の開閉を認識し音声による声掛けを行うことで授業への集中とモチベーションの維持・向上を促すアプリケーションの開発を目指した。
顔タイプ×骨格×パーソナルカラー診断アプリケーションの開発
拡大傾向にあるEC市場において「衣服・服装雑貨等」は特に市場規模が大きいカテゴリーである。しかし、ECでの衣服購入では、サイズや色が合わない、印象と異なるといった失敗が生じやすい。そこで、自分に似合うファッションアイテムを知るために、設問の回答と顔画像の分析により、顔タイプ、骨格、パーソナルカラーの3つの診断を行うアプリケーションの開発を目指した。
音楽に合わせた照明制御システムの開発
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自宅でのオンラインライブやライブ映像鑑賞が増加する中、自宅でライブ会場の臨場感を再現することは難しい。本研究では、音や動きに連動して照明を制御し自宅でのライブ鑑賞の臨場感を高め、ライブ会場でも使用可能な応援グッズに取り付けられる照明制御システムの開発に取り組んだ。本システムは、シングルコンピュータ「Arduino」にELワイヤーを接続、マイクセンサ、加速度センサで音と振動を認識し、照明演出を自動的に制御する。
矯正歯科のセファログラムレントゲン診断システムの開発
矯正歯科では、治療の前後で医師がセファログラムレントゲンと呼ばれる頭部X線規格写真を撮影し分析をすることで、データの蓄積を行い治療計画を立てる。そこで、入力の手間を低減し、分析結果を汎用性の高い形式で保存し、患者情報入力画面のGUIの改善、任意の計測点入力を行えるようにすることでユーザーの負担を減らし、診察時間の短縮、治療法の向上を支援するセファログラム分析システムの開発を目的とする。
収納管理アプリケーションの開発
外出自粛による在宅時間の増加から、収納・買い出しへの関心が高まっている。そこで本研究では、物品の在庫管理と効率的な買い出しを支援するアプリケーションの開発を目的とする。物品の名前、保管場所などを登録し、どこに何を保管しているか一覧で管理する。また、品名登録を簡易化するために画像認識APIを使用する。外出時でも在庫を確認できるだけでなく、在庫リストから買い物リストを自動作成し、SNSで共有することにより、利便性の向上を図った。
自己肯定感を高める日記アプリケーションの開発
内閣府の調査で諸外国と比較して日本人の若者の自己肯定感の低さが明らかになり問題視されている。自己肯定感が低下すると心理的ストレスを生じさせる恐れがあり、またその概念定義は画一されていない。本研究では自己肯定感の定義とその向上方法を検討し、チャットボットとの対話形式で一日の言動を振り返る日記の記録および自己肯定感の測定と結果の可視化によって自己肯定感の向上維持を実現するアプリケーションの開発を行う。
ヘアスタイル提案アプリケーションの開発
ヘアスタイルのシミュレーションを行うアプリケーションなど、自分に「似合うヘアスタイル」探しの支援を行うアプリケーションが多数提案されている。これらの多くは顔立ちや髪質などが考慮されておらず、ヘアスタイルのサンプル数も少ない。本研究では、画像認識APIを用いて顔画像から特徴点を検出し座標をもとに顔型と顔タイプを診断する。診断結果と髪質・毛量など個人の特徴と髪の長さ・髪色などのこだわりを選択肢から選び、似合うヘアスタイル画像を検索するWEBアプリケーションを開発した。