授業紹介・ゼミ活動

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丸山ゼミ

丸山ゼミ 2020年度卒業研究要旨

2021/03/19

2020年度卒業研究要旨リンク集
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 動画制作におけるナレーションの役割と効果 

 動画で流れる情報は、ナレーションを通じてわかりやすく視聴者に伝わっている。私は動画制作でよくナレーターを務め、その役割の重大さを身をもって感じた。本稿では「ナレーションがどのような役割を果たし視聴者にどのような効果をもたらすのか」を、制作したテレビ番組「ムコチャン」やCMを具体例として考察し、ナレーションの重要性を論じる。

 テレビ局の災害対策 

 日本の防災歴史の転換点はいくつかあるが、これからの時代は、自分の命は自分で守るという意識を一層持たなければならない。そして、それを伝えるのはマスメディアの役目である。私は、現在のテレビ局がどれだけの防災意識を持っているのか、それを視聴者に伝えられているのか疑問を持った。本論文では、全国の民放テレビ局が行う、災害関連の取り組みを調査し、地域特性について論じる。

 メディア制作におけるチームワーク 

 メディア制作は、一人ではできない。メディア制作を行う上で、重要なのはチームワークである。カメラマン、音声、照明、編集など、メディア制作を行うための仕事は多岐にわたる。しかしながら、これらの役割を円滑に調節し、制作を推進する係が制作の要となるディレクターである。構成のアイデアや日程調整など、スタッフが円滑に協力しあえるようにする。ディレクターは、チームワークを司る人といえる。本論文では、筆者が経験したディレクターの役割を通して、チームワークの重要性を論述する。

 テレビ番組の編集の大切さ 

 テレビ番組の制作は、撮影から行われるであろう。しかし、撮影で得られたデータが同じであっても、番組のよしあしは編集によって大きくかわる。私は、ゼミ活動で武庫川学院創立80周年を記念したテレビ番組「ムコチャン」を制作した。本論文では、番組における編集の大切さを、実際の制作を通して分析したい。制作した具体的な番組を挙げながら考察する。

 学生が制作するメディアを利用した大学のPR 

 近年、多くの大学が広報活動に動画を活用している。筆者らも大学PRのため、CMやTV番組を制作した。学生自身が制作し、学生ならではの視点から情報を発信することを目指した。本稿では、筆者らが制作した阪神甲子園球場のバックスクリーンで放映するCMと5分間のTV番組「ムコチャン」について記述する。さらに他大学で同じような取り組みがないか調査し、様々な角度からムコチャンと比較する。

 ゼミ活動より考えるメディアのパフォーマンスについて 

 著者はゼミ活動を通して、ケーブルテレビで放映する番組や、甲子園球場のバックスクリーンで放映するCMなど、多種多様な映像制作方法を知り、そして制作を行った。本論文では、これらの制作を通して、映像やサウンド、アニメーションなど一つのメディアを構成する要素が、メディアのパフォーマンスにおいて果たす役割について着目しながら考察する。

 TV番組におけるオープニングの役割 

 これまで、TV番組のオープニングには主題歌や出演者のクレジットが挿入され、相応の時間が割かれてきた。しかし、今日では徐々に短縮化され、それ自体が無い番組も見られる。この変化を目にして、筆者はオープニング自体の必要性について疑問を持った。本論文では、近年のオープニングの変化とその背景を探った。また、筆者らが製作した番組のオープニングを例として、その役割を分析した。

 学校のPRのためのメディア制作 

 近年、高校生の進学率は年々上昇している。しかしそれにも増して、少子化の影響で全国の大学を受験する高校生の数は減っている。そこでPR活動というのは大学にとって欠かせないものとなった。数あるメディアの中で最も影響力のある映像メディア。本論文では筆者らが制作した大学のPRのための映像作品を「映像素材」ごとにその効果を分析し、他校の作品と比較することで効果的なPR方法を検討する。

 メディアを利用した女子大生制作の広報 

 大学では、近年の少子高齢化により学生募集の広報の重要性が増している。その中で著者らは、ケーブルテレビの番組やCMを制作した。本論文では、他大学の宣伝事例と比較し著者らが制作した動画が広報として機能しているかについて論述する。あわせて著者らが制作した映像宣伝による改善点を考察した。その結果著者らの動画が広報としての需要が高まっていることが分かった。

 映像表現ならではの魅力 

 私たちは日常の中で文字を読んだり、音を聞いたりと、様々な手段で情報を得ている。手段の一つである映像表現は文字や音、そして静止画やアニメーションなど多方向から情報が含まれている。だから視聴者は視覚と聴覚を同時に働かせ、メッセージを多元的に強く認識することができる。本論文では映像を構成する要素に注目しながら、それらが総合された映像表現そのものの魅力について論述する。

 CMの表現方法 

 CM は、TVやインターネットなどの身近な媒体で放映されているが、チャンネルを変えたり、スキップボタンをクリックすることで、CM を観ない人が増えている。本論文では、本学をPRするCM の制作を通して、人々の目を惹き、最後まで目を離さず視聴される CMには、スタッフや機材に細やかな心遣いをすると共に、メディアが視聴者に届く環境を常に思い描くことが重要であることを論じていく。

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