授業紹介・ゼミ活動
PBL
藤本ゼミ
藤本ゼミ 2018年度卒業研究要旨
1日目 2月4日(月)
福井ゼミ/丹田ゼミ/太田ゼミ/赤岡ゼミ/丸山ゼミ
2日目 2月5日(火)
中村ゼミ/株本ゼミ/天野ゼミ/和泉ゼミ/肥後ゼミ
3日目 2月6日(水)
大森ゼミ/井上ゼミ/藤本ゼミ/尾関ゼミ
アイドルのイメージカラーによる好感度操作と人気格差
ファン間の人気格差論争によるアイドル全体のイメージ低下、アイドル自身への精神的負担の解消のためには人気格差のないアイドルを結成することが必要なのではないかと考え、人気格差の原因について考察した。その結果人気アイドルのイメージカラーには「青、紫、ピンク」が多く、逆に人気度の低いアイドルには「赤、オレンジ、黄、緑」が多いことが判明した。そこで人気格差のない「青、紫、ピンク」と「赤、オレンジ、黄、緑」がイメージカラーのアイドル2人組を目指して制作した。
コンテンツツーリズムの現状と可能性について
アニメ、漫画の舞台となった土地を訪れることを「聖地巡礼」と呼ぶ。そのブームを巻き起こした理由を探るため、アンケート調査や現地調査を行った。そして、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の「聖地」である、西宮市の取り組みを調査した結果、コンテンツツーリズムの持続性の課題と、SNSの活用の重要性が明らかになった。
災害から生き延びた「命」を守るために〜インフォグラフィック動画を用いたスフィア基準の啓発〜
避難所には様々な問題がある。そこで、避難所の環境を変えるために参考になる「スフィア基準」を分かりやすく伝えるための数値データの視覚化アニメーションを制作した。ターゲットを大学生とし、災害を人ごとにするのではなく、そこに暮らす被災者を支援できるように意識改革を呼び掛ける。この基準は、自身が被災した場合・ボランティア活動をする場合・避難所運営する場合に役に立つ。一人でも多くの人にスフィア基準を知ってもらい、一緒に未来社会の安全・安心を創っていきたい。
ミルクティーの視覚効果から見る消費者の購買意欲~味覚が先か、視覚が先か~
ミルクティーのパッケージと購買意欲は関連すると考え、パッケージの歴史や視覚的効果をふまえ、アンケートやインタビュー調査を行った。その結果、初めてミルクティーを購入する際は視覚を重視するが、再購入する際は、味覚を最重要視することが分かった。
テレビドラマの内容は視聴率の変化と関係する~月9恋愛ドラマから見る今と昔の違い~
テレビドラマにおいて、視聴率の変化と番組内容が関係しているかを、時代を象徴する「月9」恋愛ドラマで分析した。90年代と近年(2015-2017年)では、視聴率には差があるが、ドラマの内容には大きな違いがみられなかった。今と昔の視聴率の変化にはドラマの内容は大きく関係せず、主にメディア環境の変化による影響が大きいと推測される。
ウルトラマンシリーズにおける怪獣の特徴とストーリーの変化
1966年〜2018年にわたってのウルトラマンシリーズに登場する怪獣達は、どのような特徴があり変化してきているのかを調査した。昭和は1話完結が多く、怪獣そのものがボスで目的やストーリーが描かれている。しかし最近では怪獣はいわば手段で、バックに別のボスがいるシリーズ型に変化している。よって、怪獣自体にはストーリーや特徴が無くなってしまった。そんな中2009年に登場した怪獣を操る悪のウルトラマン「ウルトラマンベリアル」の存在は、ウルトラマンシリーズの敵において、革命的な存在であることが分かった。
ファッションブランドにおける戦略の違い、集客方法
SNSなどでも多く取り入れられるレディースファストファッションブランド。日本に上陸し、大人気を収めている、大手3社ZARA、UNIQLO、H&Mを例にし調査した。調査の結果、売上高1位を占めているインディテックス社(ZARA)が人気な理由は一般の人が普段使いでも、キャリアウーマンがスーツを購入するブランドとして用いられているからであった。リーズナブルな価格で手に入る丁度いいファストファッションブランドとして、カジュアルでもフォーマルでも使える、多種多様な場面で活用できるのが、ZARAの売上高1位の秘訣になっていると分かった。
接客業から見た、AI・ロボットによる台頭の可能性
本論文の内容は、AI・ロボットの接客業界進出についてである。すさまじい進化を見せるAI・ロボットだが、接客面ではどのような機能があれば、より効率よく、より好印象を与えることができる存在になるのか。どのような環境であれば、効果を発揮できるのかを考察した。