授業紹介・ゼミ活動
PBL
中村ゼミ
中村ゼミ 2018年度卒業研究要旨
1日目 2月4日(月)
福井ゼミ/丹田ゼミ/太田ゼミ/赤岡ゼミ/丸山ゼミ
2日目 2月5日(火)
中村ゼミ/株本ゼミ/天野ゼミ/和泉ゼミ/肥後ゼミ
3日目 2月6日(水)
大森ゼミ/井上ゼミ/藤本ゼミ/尾関ゼミ
知的エージェントシステム構築に必要な日本語解析機能の開発
若者の車離れを防ぐため、カーナビゲーションシステムに人工知能を搭載し、知的エージェントとの会話を可能にするカーナビゲーションアプリの開発を目指した。現時点では知的エージェントの自然言語の理解が不可能なため、配布されている日本語解析ツールを使用し、入力した言語を解析し自然な会話が行えるプログラムの開発を目指した。
ハイブリッドシステムに基づく表情画像生成システムの開発
今日、LINEやTwitterといった文字によるコミュニケーションの機会は増加している。しかし、文字のみのコミュニケーションには表情や態度が付随せず、誤解を招くことも少なくない。文字コミュニケーションを円滑化させるため、文章から感情を読み取り表情を合成し表示させる機能をシステム上で実現させることを目標とした研究を行った。私たちは感情を認識するシステムの開発に重きを置き、その第一歩として感情の数値化を行いやすい新たな感情モデルを作成し、ハイブリッドダイナミカルシステムを起用した感情表現機能について考察した。
画像認識を使った御朱印帳アプリケーション
私たちは、画像認識を使った御朱印帳アプリケーションを制作した。近年増えている『御朱印集め』と画像認識を掛け合わせ、観光促進・収集管理に寄与するアプリケーションを目指した。御朱印をカメラで写すことで、AKAZEアルゴリズムを用いた画像認識で所持している御朱印に関する情報をすぐに閲覧し、神社の名前・住所など確認することができる。HTMLを使った画面構築では、幅広い年齢層が使用しやすい親しみのあるデザインを心掛けた。
ライフログを用いた女性のメンタルヘルスの予測
人の生活周期は、常時センシングができるウェアラブル機器を用いて抽出することが可能になってきており、抽出したライフログを解析することで周期的なパターンなどを調べることができる。
本研究では、その中でも女性特有の体調の変化である性周期に注目し、生活周期への影響を調べた。手法として機械学習のサポートベクターマシンを用いることでモデルを構築し、予測能力の評価を行った。
そして、本研究により、女性の性周期を特徴量として扱う場合でも、メンタルヘルスの状態を高い精度で予測できることを明らかにした。