授業紹介・ゼミ活動
PBL
大森ゼミ
大森ゼミ 2018年度卒業研究要旨
1日目 2月4日(月)
福井ゼミ/丹田ゼミ/太田ゼミ/赤岡ゼミ/丸山ゼミ
2日目 2月5日(火)
中村ゼミ/株本ゼミ/天野ゼミ/和泉ゼミ/肥後ゼミ
3日目 2月6日(水)
大森ゼミ/井上ゼミ/藤本ゼミ/尾関ゼミ
日本酒業界の発展と政治との関係
近年、日本酒ブームと共に海外の日本酒人気が高まり、日本酒の輸出額は増加している。日本産酒類の海外展開に向けた政府の取り組みが発表され、政府が積極的に取り組んでいる。本論文では、政府と日本酒業界の発展の歴史を辿り、これまでの変遷にどのような背景があったのかを明らかにする。
クロード・レヴィ=ストロース『火あぶりにされたサンタクロース』からみる日本のクリスマス
クロード・レヴィ=ストロースによって書かれた『火あぶりにされたサンタクロース』を参考に、クリスマスが宗教的なものから、イベント要素を多く含んだ資本主義的なものに変化しているのではないかという仮説を明らかにする。
世界史と日本史から見る珈琲文化
珈琲は、ただ単においしい飲み物としてだけでなく、仕事や勉強の合間の気分転換や、ストレスの緩和などの効果を持つ嗜好品として世界中の人々に親しまれている。また現在、日本ではカフェ文化が根付き、珈琲を口にする人が多くなった。そこで珈琲がいつ、なぜ、日本人の生活の中に入ってきたのかを明らかにするために珈琲の世界史と日本史から読み取る。
社会福祉の歴史と死生観
長寿が当たり前となる今日、医療や社会福祉の発展が影響を与えてきた。「終活」という死を迎える為の活動も浸透してきている。人々は昔から長生きを望み、また助け合ってきたのかに関心を持った。そして何より社会福祉は誰しもが、利用する可能性があるものである。本研究では、社会福祉の歴史について紐解き、その時代ごとの死生観についても触れる。
日本の音楽教育とスクールバンドの関係
年々過熱気味となっている全日本吹奏楽コンクールは、賞を取ることだけが評価のすべてのようなテクニック酷使だけの選曲や演奏で、生徒の燃え尽き症候群を生み出している。このことから、吹奏楽が日本に導入されてからどのような歴史や営みがあり、音楽教育におけるスクールバンドがどのような背景で導入されたのかを明らかにする。
障害児教育の排除から包括へ
近年「インクルーシブ教育」への関心が高まりつつある。それ以前にも「特殊教育」から「特別支援教育」に変遷するなど、これまでいくつかの変遷がある。本論文では、障害者教育の歴史を辿り、これまでの変遷にはどのような背景があったのかを明らかにする。
フランスとスペインから学ぶ観光立国の姿
観光業は「世界最大の産業」と呼ばれるほどに成長し、グローバル化する現在、日本のみならず世界の多くの地域で経済発展を図る上で、観光の期待は高まっている。ヨーロッパは世界の観光地のトップリーダーであり、外国人来訪客数の受け入れ国として1位がフランス、2位がスペインである。そのフランスとスペインの観光立国へのプロセスや観光計画・観光政策を考察する。
いけばなと女性について
私は大学で華道部に所属しており、いけばなと女性の関係について興味を持った。今日いけばなを嗜むのは主に女性であり、女性の教養の一つとして世に広まっている。しかし、一体いつからいけばなは女性の嗜みとして世に知れ渡ったのだろうか。本論文では、いけばなの始まりと、いけばな受容の背景となる社会情況を明らかにし、女性といけばなの歴史について紐解いていく。
歴史から見る日本映画興行の現状と考察
テレビや携帯電話などのメディアが人々に普及され、家でも簡単に映画が観ることのできる環境が整っている。その中で、映画産業はどのようにして成り立っているのか。メディアとしての映画の歴史と、日本興行としての映画の歴史の2つの観点から、これからの映画興行を考察する。
韓国の食文化の歴史から見るキムチ
韓国といえばキムチが代表的な食べ物である。韓国留学に行った際、食事時には必ずキムチがあった。そこで、なぜ韓国人が毎食キムチを食べるのかに興味を持った。本論文では、いったいキムチはいつ頃から人々の間に広まったのか。また、どんな時代背景があったのかを韓国の食文化の歴史をもとに明らかにしていく。
ウォルト・ディズニーが創り出したエンターテイメント
アニメーターであったウォルト・ディズニーが、ディズニーランドというテーマパークを作りだした過程には、幼少期の経験が大きく関係していると思われる。ウォルトの性格を読み解くとともに、ディズニーランドを作ることとなったきっかけを明らかにする。
舞台芸術における観客の必要性と身体表現の重要性
本論文で舞台芸術における観客の必要性、身体表現の重要性についてオペラ・バレエの歴史から考え、これまで歴史の中で観客の存在や作り手の身体表現がどのような影響を与えてきたのかを考察することで、今後の舞台芸術の在り方を明らかにする。