授業紹介・ゼミ活動
PBL
榎並ゼミ
榎並ゼミ 2019年度卒業研究要旨
2019年度卒業研究要旨リンク集
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防災対策脱出ゲームの開発
近年、自然災害が多くなる中で被災時の避難行動訓練や防災を目的としたシミュレーションに注目が集まっている。そこで楽しみながら被災時の対応を学ぶことのできる脱出ゲームアプリケーションの開発を目指す。脱出ゲームとは設定された複数の課題をクリアしながら閉鎖された場所からの脱出を目指すゲームである。アプリケーションでは被災時の対応にリンクした課題をこなすことで、防災についての知識を深めることを目的とする。
二度寝防止目覚ましアプリケーションの開発
近年、スマートフォンで目覚ましアプリを利用する人が増加している。多くの目覚ましアプリにはスヌーズ機能が搭載されているが、スヌーズ機能は二度寝を誘発しやすく体に悪影響を与える可能性があると言われている。また起床状況に関するアンケートでは、確実に起床できるアプリへのニーズが高かった。本研究では、自分の声で起こされると目覚めやすいという心理学の実験結果をもとに、録音した声で起床を促し、音声認識でアラームを解除する、二度寝防止を目的とした目覚ましアプリの開発を目指した。
衣服管理コンテンツ「持ち歩けるクローゼット」の開発について
衣服や靴、鞄などを複数所持していると何を持っているか、どこに保管しているかなどを把握するのが煩雑になってくる。また、外出時にもクローゼットの中が把握できれば買い物時にも有用である。そこで衣服の購入時や管理状況に関してアンケート調査を行い、現状の分析を行った。その結果をもとにコーディネートや買い物時にも、簡単に所持している衣服の状態を把握できるコンテンツの開発を目指した。
美しく健康な体作りコンテンツの開発
近年、「食事制限ダイエット」を実行する女性が増加している。しかし食事制限のみのダイエットは体脂肪だけでなく筋肉をも燃焼させ、たるみやリバウンドの原因となる。一方「筋力トレーニング」を行うと筋肉を維持したまま体脂肪を落とすことができる。自宅で筋力トレーニングを行うには、食事や自重トレーニングの知識を得ること、また各個人に合わせたトレーニングメニューを作ることが必要である。そこで本論文は、筋力トレーニングの基礎知識について解説し、各個人の状況に合わせたおすすめトレーニングメニューを提示するアプリケーションを開発する。
録音図書作成を支援するアプリケーションの開発
現在、多くの図書館で録音図書や点字資料など、視覚障がい者の読書を支援するサービスが展開されている。特に録音図書は需要が高く、各図書館で作成されてはいるが供給が追いついていないという問題がある。なぜなら録音図書を作成するには、専用の録音スペースを用い、間違えずに読み上げ、編集・校正をするなど多くの時間と手間が必要となる。そこで、録音図書の作成を支援するスマートフォンアプリケーションの開発を目指した。具体的には、文字認識機能を用いて本の内容をテキスト化し、音声読み上げ機能を用いてテキストを自動的に読み上げるなど、各作業の自動化を行い、録音図書作成の効率化を図る。
買い物用計算アプリケーションの開発
様々な割引パターン、消費税の軽減税率などがあるため、支払い金額を算出する計算が複雑になっている。これらの買い物時の計算に特化した既存のアプリケーションもあるが、手動入力を前提としている。買い物時は荷物などで手がふさがっていることが多いため、手動入力は難しい。そこで、買い物時における複雑な割引や税金計算を音声かつ対話形式で入力できる買い物用計算アプリケーションの開発を目指した。
赤外線センサとカメラによる自動照明制御システムの開発
近年、スマート家電が急激な成長を遂げている。しかし、本来の意味でのスマート家電を実現するには、IoT技術によりいつでもどこでも家電を操作できるだけではなく、家電が能動的に動作する必要があると考え、人の位置・状態認識による自動照明制御システムの開発に取り組んだ。本システムは、シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」に接続された赤外線センサやカメラから人の位置や身につけているものを認識し、状態に合わせて最適な照明の色や明るさを自動的に制御する。
インスタジェニックなスケジュール管理アプリ
近年、デジタル化が進む中で、スケジュール管理をアプリケーションではなく、紙の手帳で行う人が増加している。さらにスケジュールを記入するだけではなく、イラスト、写真、シールなどで自由にカスタマイズした手帳をInstagramに投稿するという、手帳の「インスタ映え」を意識したユーザーも増加している。そのため、紙の手帳の自由にカスタマイズできる点とスケジュールアプリケーションの持ち運びの便利さなどを融合させた、自由にカスタマイズができるスケジュール管理アプリケーションの開発を目指した。
訪日中国人を対象にした観光マナー啓蒙アプリケーションの開発
近年、観光を目的とした訪日外国人が増加している一方で、文化やマナーの違いによって起こるマナー違反の問題が生じている。そこで、訪日外国人の中でも特に多い訪日中国人に対して、異なる文化やマナーの違いを踏まえて、神社仏閣におけるマナーを啓蒙する注意書きを、中国語で提示するARアプリケーションを開発した。ARアプリケーションではスマートフォンを案内板に向けると、中国語の案内が表示されるため、景観を阻害せず、掲示内容の更新も容易である。訪日中国人にとって分かりやすい案内を掲示し、ARアプリケーションによる観光マナーの向上を目指す。
「就活女子のための身だしなみチェック」コンテンツの開発
メイクや服装など、女子就活生にとって身だしなみは重要な問題であるが、業界ごとに適した身だしなみのマナー情報を収集することは手間のかかることだった。そこで我々は、業界別に詳細な身だしなみのマナー情報を収集できるWebコンテンツを開発する。具体的には、就職活動経験者にアンケート調査を行い、内定取得者のメイク・髪型・服装などの特徴を分析し、画像や動画を用いて、誰でも容易に身だしなみのマナー情報を取得できるコンテンツを目指した。