授業紹介・ゼミ活動

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井上ゼミ

井上ゼミ 2019年度卒業研究要旨

2020/03/19

2019年度卒業研究要旨リンク集
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母娘の海外旅行市場〜女子大生の海外旅行に対する意識〜

 近年、友達親子が増加し母娘消費という言葉を耳にする。母と娘の関係は時代によって変化しているのかを明らかにする。そして、「若者の〇〇離れ」が問題視されており、旅行もその1つである。この問題を解決するために、女子大生を含めた20代前半までの女性にアンケート調査を行い、これからの海外旅行に対する意識を考察し、母と娘に焦点を当て海外旅行のマーケティング戦略を考える。

女性のひとり外食への動機~ひとり外食をしやすい社会づくり~

 近年、ひとりでも食事や趣味・旅行などを楽しむ「おひとりさま」が増えてきている。女性の社会進出によって、女性ひとりで行動することが増えてきたのである。しかし、まだまだラーメン屋や定食屋などの飲食店には男性のひとり客が目立つ。女性にとってひとりで食事をすることが恥ずかしくないという環境を作り上げ、縮小している外食産業を活性化させる方法を提案する。

サンリオキャラクターが愛される理由~誰からも愛されるサンリオキャラクターの魅力とは~

 「キャラクター大国」と呼ばれるほどキャラクタービジネスが盛んな日本において人気の高い、サンリオのキャラクターたちの魅力とは何かについて、海外との比較やキャラクタービジネスからの観点を交えて考察する。また、アンケート調査を行うことで日本での人気キャラクターの共通点を探る。

ハンドメイドアクセサリーの求められるマーケティング提案~C to C-ECから見たハンドメイドアクセサリー~

 現在、多くの人々が購入し、身に付けているアクセサリーの大半が工業製品である。その中でも本論文ではハンドメイドのアクセサリーに着目する。工業製品のアクセサリーとの違いは何か、販売方法から広告方法などの比較もしながらハンドメイドアクセサリー購入に求められるマーケティング方法を提案する。

ジェンダーからみるメンズメイク〜メンズメイクが万人に受け入れられるには〜

 昨今におけるジェンダーレス化から「化粧=女性、男性は化粧をしない」という性役割の考えが薄まっているのではないか。本論文では、男性も化粧を自己プロデュースの一つの選択肢にできるような社会を目的とし、化粧とジェンダーの文化的関係や、メンズメイク市場の調査を踏まえ、男性への美意識調査を行い、メンズメイクが万人に受け入れられる方策を考えていく。

女子大生における浮気の実情~浮気をする心理と女子大生が求める欲求について~

 現代では浮気に対する目が厳しくなっている。しかし、浮気はなくならない。このような背景があるにも関わらず、なぜ浮気をしてしまうのかを考察していく。今回は女子大生に焦点を当て、女子大と共学を比較し、どのような心理的状況から浮気をしてしまい、どのような心理効果を得ているのかを調査する。

インターネット配信時代におけるラジオの価値〜「受信」だけでなく「発信」するラジオ〜

 様々なコンテンツのインターネット配信が主流となる中で、なぜラジオは今もなお生き残っているのか。ラジオが持つ潜在的な価値とは一体何なのか考察を行う。また、スマートフォンの普及によりラジオの聴取形態も変化しており、従来のラジオとインターネット配信時代における新しいラジオを比較し、若者のラジオ離れの原因に対する方策を検討する。

ライフスタイルからみるトランスジェンダーの姿

 近年、LGBTに関する情報がマスメディアで取り上げられ、LGBT層の消費市場規模が高まり、一般的にLGBTを認知している人が増えた。しかし認知が高まっただけで当事者の生活が豊かになるわけではない。LGBTの中でもトランスジェンダーのライフスタイル「衣」に焦点を当ててLGBTマーケティングの現状に触れ、男女二元論に捉われないダイバーシティな社会、また女子大学の在り方について考える。

同質化ファッション~情報化における衣服の消費者行動~

 衣服はいつの時代においても自己を表現する重要なツールである。しかし近年の情報化に伴うSPA(Specialty store retailer of Private label Apparel―製造小売業)などの広まりにより、日本人女性のファッションは同質化し、形姿の没個性化を招いているように感じる。本論文では特に衣服の色の同質化に焦点を当てて消費行動を考察し、「カラー物をもっと着たい」という消費者の潜在的なニーズを体現する方法を検討する。

インディーズバンド市場の未来について考える~ファンが夢中になる魅力とその背景~

 近年、ライブの需要や様々な方法で音楽を聴く手段が増えている。また、音楽の主流であるメジャー市場を支えているのはインディーズ市場である。本論文では、インディーズバンドの歴史と消費者目線からの魅力に焦点を当て、インディーズバンド市場・音楽市場をさらに発展させるためにはどのような課題があるのかを研究した。

大学広報における学生団体の意義とSNSを活用したコミュニケーション戦略

 少子化により今後の大学進学者数の減少が想定される近年、大学広報の重要性が高まっている。また、大学広報の活動に大学職員だけでなく学生が関わることが増え、学生広報団体を有する大学もある。本稿では、現在における大学広報の課題を理解し、学生広報団体の意義を考えるとともに、若者の情報収集の中心手段であるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用した新しいコミュニケーションの取り組みを検討する。

奈良県の若年層の国内観光客に向けたコミュニケーション戦略~一度で満足させない、何度も訪れたくなる奈良作り~

 本論文では、奈良県の観光ビジネスの中でも若者層に向けた過去、現在のコミュニケーション戦略とこれからどのようなコミュニケーションをするべきであるのかについて考察する。地域ブランドやフードツーリズムの重要性、また奈良県にとって新市場となるナイトタイムエコノミーの活用について述べ、若年層のリピーターを増やしていくにはどのようにすれば良いのかを考察していく。

映画ポスターから見る日本と海外の違い~デザインの差とその背景~

 映画ポスターは、映画の内容を伝え、鑑賞者を惹き付けるための重要な宣伝手段である。その映画の情報を伝える上でポスターのデザインは重要な役割を果たすと考えられる。人々に好まれるポスターや、映画を見たいと心をつかまれるポスターは国によって違う。そのデザインの違いが何に起因しているのか、日本と海外で公開された映画のポスターを比較し、その特徴を分析する。

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