授業紹介・ゼミ活動

PBL

大森ゼミ

大森ゼミ 2019年度卒業研究要旨

2020/03/19

2019年度卒業研究要旨リンク集
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情報メディア学科の学生たちが選考に進むインターンシップの特徴の考察

 学生はその時々の経済状況や社会の変動によって、就職先への興味も変動する。本論文では、就職活動の変遷をたどり現在の就活スタイルが定着するまでの経緯について明らかにする。また、就職活動の一つであるインターンシップとの関連について考察を行い、武庫川女子大学情報メディア学科の学生にヒアリングを行い、どのようなインターンシップに学生が惹かれるのかを明らかにする。

チョコレートの歴史からみる働き方改革

 チョコレートの歴史をたどると元々は上流階級の食べ物であり、一般市民が簡単に口にできる食べ物ではなかった。現在までにチョコレートは長い歴史の中で、様々な社会の移り変わりとともに形を変えながら人々に普及していった。本論文では、その背景にある大手チョコレートメーカーの働き方に焦点を当てて考察していく。また、最後には現在問題になっているフェアトレードについても触れる。

日本とイギリスにおける喫茶習慣の違いに関する歴史的考察

 多くの人は毎日お茶を飲む。そんなお茶について改めて考えると知らないことが多い。そこで日本の喫茶の習慣や歴史についてはもちろん、イギリスの喫茶についても調査し、日本の茶とイギリスの紅茶の違いや共通点を考察する。なぜ、喫茶習慣の違いが生じたのか、どのような背景から違いが出来たのか、日本史と世界史から読み取り、明らかにしていく。

新卒一括採用と情報メディア学科の学生たちの就職活動プロセスの考察

 就職活動は年代により就職の難易度や、就職活動の方法が変化している。本論文では、就職活動の歴史を振り返るとともに、新卒一括採用の特徴を捉える。最近、就職活動前にインターンシップに参加することが増えてきた。インターンシップの台頭により就職活動に変化をもたらしていることを明らかにする。また、武庫川女子大学情報メディア学科の学生における就職活動のプロセスを明らかにし、全国の大学生と比べた武庫川女子大学の現状やインターンシップの与える影響について考察する。

河内長野市におけるフルーツ観光農業による交流人口の拡大

 日本は人口減少社会に突入しており、特に地方の人口減少は著しい。地方の活力を取り戻すため、観光農業による交流人口の拡大が注目されている。本論文は、少子高齢化が進み人口縮小を続ける河内長野市において、観光農業を用いれば交流人口が増え、地域活性化に繋がるかを考えるものである。そして、他地域との比較から河内長野市が活性化していくための手立てとなる策を提示する。

農村女性起業の歴史と事例から見る継続性に関する課題と今後の展望

 現在、政府は女性が活躍する社会づくりを掲げている。しかし、ジェンダー・ギャップ指数を見ると、日本はG7の中で圧倒的に最下位であり、特に農村では女性の性別役割分担意識が根強く、未だ女性参画が不十分である。そこで本論文では、農村女性の地位向上と地域活性化が期待される「農村女性起業」をテーマに取り上げ、歴史と事例から継続性に関する課題と今後の展望を明らかにしていく。

地方創生PBLの現状と可能性~河内長野市での活動を事例として~

 近年アクティブラーニングの一環としてPBLという教育手法が用いられている。また、地方の人口減少が著しく進んだことから地方創生策が全国的に講じられている。本論文では一般的なPBLの歴史や分類を整理し、地方創生策の一つである地域活性化や観光ビジネス振興を目的としたPBL教育に注目し、河内長野市の事例と比較しながら「地方創生PBL」の今後の課題や展望について考察する。

人口問題対策としての第六次産業の事例研究

 東京に学校や職が充実したため地方では人口が減少している。その地方では一次産業が盛んに行われていることが多く、最近はその一次産業と二次、三次産業を組み合わせて第六次産業が行われている。人口問題対策として第六次産業を効率的に実行するために、第六次産業の過去の事例を研究して成功例にどんな共通点があるのかを明らかにする。また、河内長野市の奥河内フルーツラリーの事例も併せて分析する。

富山県立山町と祖母の農家におけるスマート農業導入の考察

 私の祖母は富山県立山町で農業を営んでおり、近年、進みつつある「スマート農業」に興味を持った。日本の農業では高齢化が顕著となっており、課題解決策の一つとしてスマート農業が注目されている。そこで、私の祖母が住んでいる富山県立山町ではどのスマート農業が最適か、また、祖母の農家では何が最も適しているか事例を基に考察していく。

河内長野における産官学連携と成功要因の分析

 日本は人口減少・少子高齢化の一途をたどっている。都心への人口流出により地方の人口が減る中で、昨今では産官学連携の重要性が叫ばれている。そこで産官学連携の仕組みを活用している新潟・東京・大阪の3つの地域を事例に挙げ、共通点と相違点からみた地域性による活性化策の違いについて解説していく。また、成功事例から産官学連携において何を重要視すべきか考察する。

高等学校家庭科教育における「食育」指導案の提案

 近年日本では、生活習慣病の原因とも言われる食環境が大きく変化し、「食育」が重要視されている。本論文では、日本の食の変化を振り返るとともに、大きな課題とされている「朝食欠食」に着目した高等学校家庭科教育における食育の指導案を提案する。また、提案した指導案の実践・考察を行い、高校生に必要な食への意識を育成するための食育の指導案を明らかにする。

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